現在公開中の映画である「パリに咲くエトワール」ですがこの作品、私の大好きな怪談レストラン(怪レス)との共通点がやたら多いんです。そこで今回は今現在3回観賞している私が両作品の共通点をざっと取り上げていこうと思います。
先ず主人公3人のポジションがアンコ=フジコ、ショウ=ルスラン、レイコ=千鶴という形で対応しておりそれぞれ外見や性格、立ち位置に共通点があります。
アンコとフジコは、ともに創作分野を志すキャラクターであり(アンコは冒険小説家志望、フジコは画家志望)、ピンクのリボンを身につけている点も共通しており、またどちらも好奇心旺盛で物語を動かす原動力となる存在です。更に両者ともに犬をペット(キッチョムとマメゾウ)として飼っている点も共通しています。
ショウとルスランはどちらも金髪という外見的特徴を持っていてさらにルスランはロシア出身、ショウは帰国子女というように「海外にルーツを持つ少年」という共通項があります。
レイコと千鶴はともに美しい黒髪を持つキャラクターであり(レイコはロングヘア、千鶴はおかっぱ)、ビジュアル面での共通性が強くなっています。ただし性格は対照的(レイコはツンデレ、千鶴は内面的)とこの対比も両作品に共通する構造となっています。
また身長のバランスにも類似が見られフジコ<ルスラン<千鶴という順になっている点もあります(但しショウとレイコはほぼ同程度の身長)。
人間関係の面ではルスランが物語ラストでフジコにプロポーズするのに対しアンコとショウも物語を通して強い信頼関係を築きテレパシーが通じるほどの深い絆に至っています。またどちらの関係性も初対面の印象が悪いという共通点があります。
さらに家族・保護者的ポジションにも共通点がある。フジコの叔父・若林は物語中盤で事業に失敗しアメリカへ渡るが最終的には成功して彼女を助けに戻ってくる。一方アンコの叔父も事故で亡くなった後も霊体となって彼女を守る存在として描かれており「離れていても最終的に助けてくれる大人」という役割が共通している。
そして物語構造の面でも重要な共通点があり劇場版怪レスではレイコを中心に物語が展開するのに対して本作においても千鶴がバレリーナとして成長しオペラ座の舞台に立つまでの過程が主軸となっておりこのように3人組でありながらも「黒髪の少女キャラクターが物語の軸を担う」という構図が一致しています。
加えてフジコが働くレストランのオーナーの名前が「ギャルソン」である点も怪レスのお化けギャルソン(闇のギャルソン)を思い浮かべる点です。
ざっと思いつく限り上げてみましたがどうでしょうか?口コミでどんどん評判が広がっていった本作なので出来る限りロングラン上映になって欲しい所です!恐らくはあと一回見に行くとは思うのでその時また気付いた点等を取り上げていきますね!

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